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#norelated

*音階

(現在執筆中)

**''音階を弾く''
バイオリンを習い始めて3か月が過ぎ,ようやく音階の練習にたどり着いた.音階を弾くことはどんな楽器でも最も基本的テクニックである.ただ,「基本的である」ということと「簡単である」ということはまったく別物である.ピアノでも音階は基本練習の一つであるが,これは逆に言えば,音階をきちんと弾くことがとても難しいことを意味している(実際,私はピアノでは音階を満足いくように弾けない.ハノンとかの教則本で地道に指を鍛えるしかないのだが怠けているので...).バイオリンもおそらく同じで,ここから先はある意味で苦しい道が待っているのであろう.

さて,先日のレッスンでは,移弦する際に,上昇音型では開放弦(0)を使い,下降音型では4の指を使うことを教わった.行きと帰りで指の使い方が違うのは,左手の指で如何に音程をとるかという理屈によるもので,下降音型では4の指をまず決めて上から音を定めていくのが合理的ということである.

このメモを書いている時点では,私はまだ4の指がうまく「延びない」(「開かない」というべきか?)ので,4の指に対する強烈な苦手意識が強烈にあり,これが右手の動きに強く現れ,音がぐちゃぐちゃになってしまう.ただ,逆に考えれば,音階練習は4の指に対する苦手意識をなくすきっかけともいえるわけで,しばらくはこれを楽しみに練習することにしよう.