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(現在執筆中)

*弓の持ち方(その2)

やはり弓の持ち方は難しく,習い始めて50日たってもいまだにしっくりこない.[[前回のメモ>jViolin/Q003]]のその後の記録を残しておきたい.

**''薬指が上がる?''
5月の連休があけてレッスンを受けにいったときに,先生に「力が入ると薬指が持ち上がりますね」と指摘された.弓を操るときに人差し指や小指の感覚が重要な役割をすることは以前から聞いていたが,薬指のことはまったく意識に上っていなかった.そこで,次の日から薬指の感覚を意識して練習してみた.

**''手首がまだ硬い''
弓は通常,駒と指板の中央あたりで弦と接して,弦に垂直な方向にまっすぐに動かす.しかし,この弦に「垂直に弓をあてる」ことが難しい.これは楽器をもってみて初めてわかったことであるが,目から弓が弦にあたる部分までの距離が短いために,目で弓を見ても弦と弓が垂直になっているかどうかがよくわからない(つまり,距離が近すぎて直角のものが直角には見えない)のである.自分では垂直になっていると思って弾いていたのだが,家族から「弓が斜めになっている」と指摘されてようやくそのことに気が付いた.

ではどうするかということで,一つの目安を発見した.それは指板の輪郭の線と弓の方向が平行に見えるようにするということである.これでだいぶんよくなったが,それでもE線ではあまり自信がもてず,鏡の前でチェックするとやはりがたがたしている.ただ,いずれにしても弓の動きを視覚に頼って判断することはよくない感じがする.できるだけ早く身体感覚で弓の動きがわかるようになりたいものである.